銀河鉄道999の劇場作品はいくつかあるみたいですが、どれが1番評価が高いんでしょう?
原作とは違うんでしょうか?
こんにちは。
①評価について
劇場3作の話でしたら、間違いなく1作目の「銀河鉄道999」が名作です。
当時アニメーション映画でその年の邦画収入1位を記録した歴史的快挙の作品です。
国鉄のイベント列車がはしったり日本中が999ブームに沸きました。
2作目「さよなら銀河鉄道999」は1作目の人気を得て、今一度999をという要望で作られた続編です。
1作目ほどの収入はありませんでしたが、こちらは当時のセルアニメの最高水準で
つくられているので、映像が美しく、見どころも満載です。
②原作との違いについて
当時の999は、原作・TV・映画すべてヒットしました。
まず原作のアウトラインを忠実に再現しながらシナリオをふくらませてTV版をつくり
TV版の中から有名なエピソードを抽出し、豪華に1本の青春ドラマ仕立てにしたのが
劇場版1作目だと思えばいいでしょう。
よって原作・TVと劇場版の鉄郎の顔が全然違いますし、結末も違います。
ちなみに、世間一般の999のはやはり劇場版1作目のイメージが強いのですが
ファンの中では、原作およびTV版の人気も根強いです。
当時の子供たちからはTV版が相当の人気を得ており、その上で映画を見たので
劇場版の2時間という短い時間であっても999の世界観の理解度は深かったという事情がりました。
初めて劇場版をご覧になる方は、事前に数話でいいのでTV版をご覧になるともっと楽しいと思います。
1作目が「銀河鉄道999」2作目が「さよなら銀河鉄道999-アンドロメダ終着駅-」です。
脚色やストーリーはかわっていますが原作に沿ったものは1作目です。
2作目はさらにその続編というものです。
そして3作目は「銀河鉄道999エターナルファンタジー」です。
これは公開年度を見れば分かりますが1998年です。
実はこれは999にあやかって1999年に本番としてあらたな「銀河鉄道999」を制作するつもりでそのプロローグ的な意味で制作されたものです。
ですがそのエターナルファンタジー自体が振るわなかったためポシャりました。
ただ振るわなかったというのは東映自体の宣伝が下手だというところもあります。
実際に往年の999のファンでもエターナルファンタジーが公開されたこと自体知らない人もいます。
ですので私の中では本番の新作999が制作されない以上エターナルファンタジーは評価できません。
そして質問の評価ですがやはり一番は1作目の「銀河鉄道999」ですね。
東映動画(アニメーション)の名作の一つといってもよいと思います。
余談ですが最近発売されたブルーレイの発売は999に合わせて2009,9,9に発売になっています。
これが先に決まったものですから時間的にフィルムのごみ取りなど(正確にはパラ取りと言います)は大変だったと聞いています。
評価が高いのは1作目です。これを越えてる作品はありません。
2作目は蛇足っぽくて、個人的にはどうでもいい作品です。当時も観客動員数が振るわなかったですから。
近年になってさらにその続編みたいのも作られましたけど、なんかどーでもいいような作品でした。
なお、1作目もラストが若干原作と違います(と言うか、原作よりも先にラストシーンを描いている)。
0 件のコメント:
コメントを投稿